しおかわのあれこれブログ

シェアリングエコノミーのあれこれを日々実験しながら生きています。

ゲストハウスの役割と可能性〜青森のゲストハウスより〜

十和田湖に向かう】

十和田湖へ向かうためにバスへ。
途中、奥入瀬の山道も通り、降りる人もチラホラ。
目的のゲストハウスに向かうと、私の名前がない。よくよく聞くとバックパッカーズとバックパッカーズannexの2つあるらしく(経営者は別)間違えたみたい。
 
Airbnbでヒットしたゲストハウスへ】
ちなみにAirbnbではチラホラ民泊ではなく、ゲストハウス等の宿もアップされている。
宿泊先をAirbnbサイト内でしか探さない人にとっては、こういうカタチでゲストハウスに行き着くというのも新たな選択肢として面白いのではないだろうかと思う。
 
家主さんもたまたまいて、(普段はいないみたいで、会えたのはラッキー?)
原付の貸出があるのが半分目当てだったため、みてみると1台ある!
予約入ってなければ無料貸出をしてもらえるとのことで、ありがたくお借りすることに。(やったね♪)

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何年かぶりに乗る原付は楽しい〜。
 
【偶然の出会いの面白さ】
ガソリンスタンドに立ち寄ると、同じマークがある原付の女の子に会い、偶然にも同じ宿で借りた原付同士で盛り上がり、一緒に花火大会へ行くことに。
時間になって会いに行くと、いつの間にか仲間が増えてる笑
 
ゲストハウスはこういう集まった人同士でふらふらするノリがあるから楽しい。
 
十和田湖の花火大会は青森の花火大会のなかでも時期が早いため、地元でも夏の始まりを感じさせるものらしい。花火大会もそこそこ盛り上がったが、その後の宿での宿泊者同士の集まりがかなり盛り上がった。
 
【単発コミュニティの一体感】
やはり旅慣れをしてる人はひとり旅の人が圧倒的に多い。
皆それぞれの場所から、目的、ルート、理由はバラバラなのに、同じ宿で同じ時間をほんの数時間過ごすだけで、ひとつの一体感が生まれる。
青森もひとり旅需要があることに驚きと可能性を感じた。
 
合わせて、宿の方にお話を伺うことができた。
バックパッカーズは5年前にオープンしたらしく、その前は旅館業を営んでいたが一旦止めて、間2年ほど空けてゲストハウスにしたらしい。
ゲストハウスにしてからはやはり客層は外国人中心にガラリと変わったと。
 
【ゲストハウスの役割と可能性】
宿の形態を変えたことにより今までになかった新たな観光人種が地域へ訪れる。それを呼び込めることで、地域経済の活性化と新たな可能性にも繋がるのではないか。
もちろん、安く泊まれるなど、ハード面の理由で選ぶのはもちろんかもしれないが、それだけではない、例えば思いがけない人々との出会いなど、ソフト面の体験が旅の醍醐味であると思う。
ゲストハウスはそれを体感しやすい、ひとつの大きな魅力であり、人と人を繋げる大事な役割を果たしているといえるだろう。